ROBOCUP と SLAM など
ふと思い立って、(割と)近所のROBOCUPの会場へ
前に見たのはもう7~8年前だったか
あれ、色々風景変わってるような...
前はなんだか二足歩行ヒューマノイドが
はやりだった気がするんだけど
ほとんど居なくなってるな...
一般家庭想定のHOMEとか、不整地走破系の
レスキューが多い印象
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で、元ネタのサッカーは、
小型機リーグが盛況な様子
まあ、これが目当てだったんだけど
メリハリ、スピード感あって、見ていて楽しい
他はどうしても、分析癖が出ちゃうけど、
これは割と動きとかに集中できて
見入ってしまう
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参加者にちょっとだけ話を聞いてみると、
日本のチームとかでは、結構リッチなハードになってるみたい
4輪のオムニホイールには、
個別にプロセッサを抱かせてモジュール化
そのうえで、メインのコントローラーとはCANでつながってるとか
メインのコントローラー基板、なんかFPGAとか乗ってて、
結構マッシブな造りっぽい
ああ、まあシステム的には綺麗に見えるし
そういう風にしたいの、気持ち的には分かる気がする
実際の運用では、どういうバランスになるかは分からないけど
CANとI2Cとかが絡むと、不調時のリカバリが面倒くさそうだけど....
基板内で済むような距離で、あえてCAN使う理由って、何かあるのかな
ノイズ強化っても、アースちゃんととる方が
よっぽどっか、効きそうなんだけどね
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世界一位との、ドイツ/マンハイム の機体もちょっと見せてもらう
あー、コントローラーは、ラズパイ(Pi4とか?)かな?
と聞いてみると、ローカルビジョン(カメラ)のために
ラズパイ乗せてるけど、こっちは(あんまり)使えてないみたい
機体のコントロールはこれとは別の、
STM32のボードが乗ってて、これでやってる
で、各アクチュエーターを動かしてるモータードライバーは
一枚の基板に集約されてるとのこと
こっちは、あー、なんかこうなるよな現実的に、
って造りみたいで親近感沸く
運用も現実的にラクだろうね...
結果出してるところの物のほうが、現実的な造りしている
ってのは、分野を問わずそうみたいだね
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チームメンバーは、8割がたはソフトウエア
エンジニアの構成のようで
上方俯瞰カメラからの映像から戦略的に動く方が
開発の主体なのだなあ、
これは昔から変わってない気がする
このフィールドの広さで、ローカルビジョンで何とかするってのは
なかなか難しいだろうね...
カメラでのコントロール、まあ、今はやりのSLAMなんだけど
これは一つのトレンドなテーマとしては
需要があるみたいで、かつ、実用に直結しているので
何とかしたい、ってのはみんな思ってるみたいだ。
これはやっぱり、コントローラー的には
結構リッチな環境を用意しないと、実用的な速度で動かない
日本のトレンドとしては、いかに処理的なコストを下げ、
軽い処理でSLAMを実現するか、がちょっとはやりらしい
こないだの月着陸探査機とかでも、そんなこと言ってた気がする
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今、手元でやってるの、まさしくこれだな
ハーフサイズに落とし込むために、
かなりぎりぎりを攻めてる感じはあるけど
要するに、これのことだ
まあ、時代と主に手法は変わっていくのだけど
意外にもシンクロしていて面白い
自分が苦労しているところ、
界隈でも色々検討されていても、
意外な側面とかで、形にするの、なかなか難しい
本当に多方面の要素が絡むので
取り扱える人が少ないってことなんだろうね
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使ってる要素(部品)で、大体どの辺に居るかが
分かるのも、見ていて楽しい感じ
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