経験と継承
今も昔も、いろんなことに巡り合って。
まあ、うまく行ったものもあれば、
ダメダメの撤退戦だったもの
まあ、色々枚挙にいとまないんだけど
結果の如何にかかわらず、そこから得られている
経験値、ノウハウの類は、必ず回収できるもので。
なんなら派手に失敗したプロジェクトのほうが
持ち帰れるものは多かったりするんだ。
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色々持ち帰るコツは、一つは、プロマネをやらないこと
炎上プロジェクトのマネージャーは
そもそも何かをしくじってるもんだけど、
プロジェクトが壊れ始めると
行方不明wになったり、まあ色々リソースの回収なんて
やってられない状況になるので
(とり)残された、不運なメンバー、ってのが
なにげに良いポジションだったりする
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まあ、それは置いとくとしても、
色々溜めたノウハウ知見、伝承したいんだけど
失敗系プロジェクトは、そもそも存在が
(歴史に)埋められたりしていて、
話題にしづらい....
説明することが、秘匿?された
話を明るい処に引っ張り出しちゃうので。
失敗したプロジェクトなんて
(もう)どうでもいいような気もするけど
人によっては、棺桶まで
持っていくつもりの人もいて、
世の将来のためよりも、自分の保身優先
なんだよな、とか
周りは、だれも言いやしないよ、
と思っていても、
本人は気にしているものだ。
まあ、当たり障りのない話にもできるけど
やっぱり詳細な背景の解説なしには
知見の一割も伝わらない気がする。
で、こう言う構造、
配慮で話題にしないことで、
次の世代が、まあ、見事に同じ轍にはまって
こけたりしている....
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長年見てると、ああ、またか、くらいのもんだけど....
これって、もしかして、
人類の有史以来ずっと繰り返してる
ってことなのか
で、この戦略が生き残ってるってことは
失敗の教訓て、次世代に伝えず
隠し通して、ここまで続いてるってことなのかなあ
局所的には、ものすごくシンプルな話で
ちょっと、つまびらかにするだけで
もう同じ失敗はしなくなると思うんだけど
結局失敗するポイントが、先に延びて、
事故の規模が大きくなるだけなのかもしれないなあ、
と思ったり
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