工数
1人月、20人日で扱われる作業、20人いれば1日で終わる、訳もないのは
言われている通りなんだけど。
じゃあ、なんで20人x1日で終わらないかというと、
各方面で事情はあると思うけど
自分がやっているような作業だと、
全体の作業が均一じゃない、ってのが大きいと思う。
まあ、極論?かもしれないけど、
20日分の内訳としては、検討10~15日、残りで実装って感じか。
なので、15日目くらいまでの作業では、
いくら人を増やしても、作業としてはあんまり進まない。
20人でかかって、最高の効率で動いたとしても、
20日が、15と1/4日にしか短縮できないので、
あんまり早くなった気はしない...
------
まあ、実際には、
片手間で20日かければ終わるな...という目途を立てて、
なんとなく作業を始めるんだけど、
頭の中は、10日で終わる作業手順を10日かけて組み立てている。
さらに、10日目が来た時点でも、
5日で終わる作業手順が組み立てられそうだったら、
あえて作業に入らずに、あと5日考えて、
実作業5日で終わる手順を組み立てに掛かったりする....
最終的には20日フルに使って、何もしなくても解決する
ソリューションを編み出すのが究極。
美味い方法を思いついたら、
そこまでやってた作業は破棄、または保険扱いにして
新しい手法に乗り換える。
------
とにかくやってみる、ってのも
まあ悪くは無いんだけど....
いざやってみて、出来たものがやっぱり
イマイチ良くなかったりとかすると
修正にずっと手間を取られたりとか、
負債化したりすると、さらに手がかかったりとか。
目先の仕事を終わらせるもの大事だけど
遺恨を残さないのも、トータルではかなり大事だ。
------
この内情をはっきり言うのは、色々誤解を生む危険性はあるけれど、
同じような作業を繰り返したくはないので、
時間たっぷり使って、次回以降にも生かせる内容の
検討をする習慣がついている。
そのおかげで、だんだん振り回されたりしなくなって、
メンタルヘルス的にも良い環境になってきてるな、と感じている。
こういうの、過去に誰かに指導されたことないよな....
でも、経験的に大事だな、と感じている。
こういうメタな(作業)方針も、引き継いでいけるといいんだけど
| 固定リンク | 0
« 好きなことで食ってく | トップページ | 新生活 »
コメント