生産性
最近はnet経由で、ちょっとしたデータをやり取りする、
あれやこれやを作ったりしている。
まあ規模は小さいものだけど、汎用の物では無いので
一通り自力実装。
新しい機能を追加するときも、いつもならマイコンと
PC間でのやりとりだけ考えればよいので、
ゴリ押しでもまあまあ、なんとかなるのだけど。
今のシステムはあれこれ経由しているので
その場限りの適当実装して動かしちゃうと、
とたんに規模が爆発して、手におえなくなるのが
見えている。
ゴリ押しも、なかなか踏ん切りがつかない....
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結果、大半の時間は、あれこれとなるべく
変更を少なく、追加のコードを少なく、
将来の拡張で破綻しなくなるように....
とか考えながら構造を考えるので、
生成物(書いてテストしたコード)が非常に少ない。
最終的には4~5個のモジュールに、
それぞれ数行~数十行程度の追加変更なんだけど、
考えてる時間をすべてコーディングに使うと
軽く数千行分以上にはなるかな、と言う感じ。
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自分としては、これでいいと思ってはいるけど。
ただまあ、これを客観的な基準に基づいて
示すことはできないよなあ、とも思う。
いわゆる”生産性”の物差しだと、
非常に悪い状態になってしまうよな....
比較対象となるはずの、適当実装の結果
破滅した方の世界線は見えない
(自分の脳内シミュレーション環境に
しかない)ので、実はこれでベストな
選択肢だった、とエビデンスを
つけての証明は出来ない。
まあ、なので、深くは考えないんだけど。
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ちらほら目にする、当初イメージの
数十倍や、百倍以上も費用のかかっ
ちゃってるプロジェクトとか見ると、
まあ、そうなるかもね、とも思う。
誰がやってもそんなに変わらない物、
工場ラインの作業とか、そういったものは
いわゆる生産性で取り扱ってもいいと思うけど、
ものによるよな....
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なんでもそうだけど、取り扱えないこと自体は、
まあそこまで悲観することではないんだけど、
取り扱えないことを理解できない
ことはかなり厳しいな、と思う。
こういうのは、どうしたらいいんだろね。
まあ、教育に勝る方法は無いんだけどね。
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