グチ
まあ、愚痴吐くのなんて、
べつに全然かまわないけどね。
愚痴なんてものは、大体においてガス抜きの
面も多いので、自分にとって不都合な面は
全部無視して、一方的な話に脚色するもので。
逆にそれがあるから、愚痴吐くと
ガス抜きになるのであって。
当然、吐く方も聞く方も、それが分かったうえで
やるもんだけど。
(ある種の悪意も含まれてるのは承知で)
でも、街頭で道行く人に向かって大声でとか、
どこのだれか分かる(プロフィールとか)
状態でネット上に上げるとか、
そういうことをやってしまうと、
それ、吟味した論評なのか、
偏見に満ちた愚痴なのか、
どっちなのかは分からない。
まあ、こういうの、普通は意見と
して取られるよね。
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最近、マイ社会実験テーマで、
愚痴をネットで拡散する場合、
それを取り巻く状況も含めて、
どういう構造になってるか、
観察してみたんだけど。
まー、あれだ。
あれこれ、つよい言葉で非難するときの
実際の舞台状況を見ていると....
拡散する内容は、
一切自分の側の非には言及しないんだなあ、
という印象を抱くに至る。
まあ、昔もそういう事例、
色々見たけどね。
そりゃ、そういうことすりゃ、
普通にそうなるし、言う人、
自分を対象と入れ替えたら、
絶対に話通さないでしょ?
こういうの、実例を見ちゃうと、
もうグチも意見も一緒くたに
なっちゃうので、こいつの言うこと
聞かんでヨシ!になっちゃうよね。
話が、あちこちに広まってから
あれは悪意のある愚痴でした、
なんて言っても始まらないし。
実際はこうでした、と全部状況を
出されてしまうと、
愚痴を吐いた人間の思慮が知れて
しまったりしかねない。
結局本人がコスト(の一部)を
払うことになってしまう
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そうならないために、愚痴は愚痴で
ちゃんとそういう場で言う。
意見は意見で、クレバーに扱う。
てのが大事なんだよなあ、と思う。
愚痴がダメ、なんて誰も言ってない。
それすら、愚痴も言えないのか、とか
別の話にする人もいる始末。
こういう人、もうどうしようもないので
本人には、そういう人生歩んで
もらえればいいけど。
良く分かってない子供とかが、
考えも無しにうっかり真似して、
ホントに人生台無しにしないように、
ちゃんと見てないといけないよな。
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