エヴァンゲリオン
リアルタイムで見てた時には随分楽しんだ。
でも、進むにつれて、
あと5回?でこれ話まとまらないよな?
なんて思うようになった。
見てても、一向に大団円とかに誘導する気は
さらさらなさそうだった。
最後の2回はご存じというヤツだけど。
よく、しれっと言われているけど、
やむなくああいう形になった、なんて言い草は、
リアルタイムで見ていれば
そんなはずはない、と分かる。
最初っから、話なんてまとめる気はなくて
カッコいい映像表現をやりたいだけで
内容(物語、キャラクター)なんて
割とどうでもよかったんだなあ....
と思ったことをよく覚えている。
で、(旧)劇場版なんてのを見にいっても
ロクに話は回収されず。
もうこんなのやめようぜ、とでもいうような
映像を見せられてしまったり。
時間や予算があっても、せいぜい夢オチ
あたりで終わったんだろうなあ、と思っていた。
言っちゃえば、いまでも思っている。
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まあ、TVシリーズは最後の数回以外は
楽しく見れたので、個人的に何も
不満は無いんだけど。
案の定、大量の囚われちゃった人たちを
残してしまったのだなあ。
こうなると、ある種、お金を
落としつづける構造なので。
多分、制作側も困ってたんじゃないかな....
意欲、興味失っていても、金を生み続けるようだと
捨てるに捨てられない。
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新劇場版は、一つとしてみてないんだけど
やっぱり話を回収してる気配はなく、
もう終わりにしようぜ、というメッセージ
に終始したような気配だ。
それでも、終わったな、と
区切り付けてる人多そうだ。
まあ、大した仕掛けも無いものから
うっかり始めてしまっても、
なんだかんだ終わらせるのに
25年以上の時間が必要だったって
ことなんだろうなあ。
作品自体は割とどうでもいいのだけど
関わった、あるいは囚われた人て
こういうことになるんだよなあ、
という社会実験だったな、と見てる。
まあ、満足してる人多そうだから、
メタな大団円なのかもね。
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