プロがやってるはずのものでも
話の流れとか、統括している者が
(実は)いない、とかの理由で、
回路的に決定的な
弱点を抱えてたりする。
まあ、必要不可欠な回路素子が
どこにも入ってないとか、
必要な配線がついてないとか。
で、動作が不安定になったりするんだけど、
(運悪く)物によっては、なんとか
ぎりぎり持ちこたえていたりする。
こういう状況で運用されているものが
結構あったりして。
ある晴れた日、突然、前触れなく
システムダウンしたりする。
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そうなると、運用のフェーズ(業界)では
どうなっているのやら分からない
(触りたくない)ので。
電線にアルミホイル巻いてみたり、
バッテリを置く向きを色々変えてみたり、
電線とかあちこちに風を当てて
冷やしてみたり。
まあ、ありとあらゆる間接的な
ことを試すのだが。
なぜか、たまたま”それ”をやったときに
症状が出なくなると、そのヘンテコな
儀式が、”効果あり”として伝統芸能の
仲間入りを果たしたりする。
自分は、こういうの、雨乞いと呼んでいる。
昔はお前も、一緒に、こころ込めて
踊れ、と言われて、本気で
困ったりしたこともあったな。
まあ、いまなら、喜んで
踊るかもしれないw
ずっと踊ってれば、そのうち
雨が降ることもあるだろうし。
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業界全体を悩ます電気系トラブルは、
大抵の場合、抵抗一本追加すると
根治したりする。
皮肉なもんだが。
問題のフェーズが進んでしまうと、
材料費 ¥1 くらいで直せる問題も、
もはやどうにも動かせなくなって
しまうのだなあ、と感じている。
うっかり、馬鹿みたいに簡単に
状況を改善できてしまったら、
現状の事態を招いた処のメンツは
保てないし、補償の問題なんて
なってしまったら、本当に大ごとだ。
みんなが平等に不利益を被って
いるんですから、とか言って
かわしている、ぎりぎりの間合いが
吹っ飛んでしまう
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と、いう感じで、秋月の
100本入りの抵抗袋を
棚に戻したりする。
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どうしても、ってことも
時にはあるけど、逆恨みとか
買っても良いことないしね。
この場合、だれの損失なんだろな、
と哲学的思考に入ったりする。
問題が直っている世界線の存在を
知らなきゃ、だれの損失でも
無いのかなあ。
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