組み込みソフト
最近感じたこと。
ガチガチのハードウエアロジックで
動作している回路。
一部、パラメーターの設定とかに、
クリティカルなタイミングで
ソフトウエアが介入して連続動作している。
ハードウエア設計は私。
で、このソフトを他で独力で書こうと
しているみたいなんだけど。
元のソースコードを見て、ああだな、
こうだな、と当たりをつけて、
あれこれ自前のコードで試しているようだ。
が、どうも思うように動かないらしくて
無限の時間を消費している。
ちゃんと回路意図を聞けば
良さそうなもんだけど、
全く聴きには来ない...
触りたくない?苦手なのか?
ちょっと良く分からない。
ハードウエア、そんな理想的な
構造にはなって無くて、
つじつまが合わない処を
うまくソフトで回避したりしてる
んだけど、ソースコードだけでは
意味が分からない処も色々。
ハードもロジックレベルでは
意味が分からず、アナログ的な
動作まで理解しないと、
異常動作に見える所もあったりする。
ある種、階層化は全然なされてない
システムだけど、デバイスドライバって
こういうもんだよね。
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こういうハードに寄ったものの
ソフトウエア。
抽象化なんてのと一番遠い
ところにあって。
ハードウエアの事情が
かなりの部分を占めてる
もんだから、ソースコードを
頼りにしても、かえって混乱する
だけなんだけど。
最初にちゃんと説明してるんだけど、
やっぱりハードウエア触りたくないのか
コードばっかりいじってるみたいだな。
ハードウエアの回路意図を
完全に掌握せずに、トライアンドエラー
で押し切っても、ちょっとどこかが
変われば最初から、になって
しまうんだけどなあ....
ハードウエアを掌握しきれないなら、
最初のファレンスのまま触らずに
本質的な処の作業を進めれば
いいんだけど、なぜかわざわざ
筋の悪いところを触ってしまって、
進まないうえに抱え込んじまっているようだ。
あー、これ本質的ダメパターンだなあ....
やってる人間がギブアップして
くんないと、手も出せないという、
プロジェクト的にもダメパターンに
陥ってる気もする。
プロジェクトも生き物で、それが
どのような生涯を送るかは、
それぞれなので。
まあどうなっても運命でしょ
とは思うのだけどね。
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