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2020年6月 4日 (木)

ワイヤーハーネスの防水

なんて話をする。


フィールドで使う電線、コネクタのアッセンブリ、
所謂ワイヤーハーネス。

屋外で使うので、そりゃ雨が降れば
びしょぬれになったりする。
で、事前に防水対策をするんだけど。


束になっている素線に、保護材
まいたりするんだけど、こと防水、
て言ったときは、この辺はほとんど関係ない。

電線の外装表面だったり、端子だったりが
多少濡れようが、水没しようが、まあ
適当な処置をすれば、どうということはない。

致命的なのは、実は素線の内部。
導体と絶縁体の隙間に入ってくる水がヤバイ

表面濡れるのと違って、内部浸水は
毛細管現象でどこまでも浸水していく。
上方向にも昇っていくし。
途中で防水コネクタになっていても、
コネクタは内部と外部が防水になっているだけなので、
内部に浸水した時点で、勘合部分も超えて、
勘合相手側にも浸水していく。
こうなると防水構造が逆に災いして、
入ってきた水はどうやっても抜けない。


端末処理を、かしめたりしてると
この種の浸水に完全に無防備になる。
外見まったく問題ないけど、気が付くと
かなりの量の水が電線内に侵入してたりする。

コネクタ外すと、ぽたぽた水が滴るほどだ。

こうなっちゃうと、もうどうやっても水を
排除できないので、泣く泣く交換
廃棄となってしまう。

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ハーメチックコネクタは、この種の
防水に効果的なんだけど、
種類も限られるし、施工に制限もあるので
どこでも使う、って訳にもいかない。


こと電線の防水構造については、
知ってる人は当然知っていることなんだけど、
あまり論じているものを見たことが無い。

一般的な解説って、無いのかなあ。


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