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2020年5月 4日 (月)

ロケット基板

先日のロケットの基板画像を見つけた。
https://image.itmedia.co.jp/l/im/mn/articles/2004/23/l_tiketani1630690_ist2004_fig03_w490.jpg#_ga=2.174587297.263064582.1588561935-2003634390.1588561935

まあ、あれこれ外野が言うことは無いんだけど。
これだけの情報で見た目だけでも、色々思うところあるな...

なんとなくだけど、ロゴの位置とか発振子の位置から、
stm32fの64ピンパッケージに見えるね。
位置的に多分、右上がシリアル(デバッグ、書き込み)ポートだね。

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基本的にCANを使うような環境の人が
それ用に作った回路/基板じゃないなあ、という印象。

これでもまあ、動くには動くかな、とは
思うけど、一発勝負もので、ちょっと厳しくないか
これ?って感じ。

無茶な基板も、マウスとか、イケイケノリで作るなら
楽しいけどね。

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とりあえず、細かいけど重要なポイントとして
これ、オシレーターって書いてるけど、
オシレーターじゃないね。
このパッケージの水晶、多分、
こういう使い道には、止めといた方がいいと思うけど。
これはこれで評価済みなのかな...

この基板の問題は、見た感じだと、オシレータじゃない
ような気がする。
電源系の方じゃないかなあ。

あと、この距離でのCAN BUS、
無理な気がする。色んな意味で。
細長い機体の長手方向にバス走ってるんだよね?多分。
それともなにか工夫してあるのかな...

センサ基板て、実機でも本当にジュラコンの
スペーサーで止まってるのか?とか。

まあ、言い出したらきりないし、公開しているものと
実際は違う物だったりするだろうしね....

オシレータの問題(に見えるもの)は、もしかすると温度環境かな?
0℃以下でちゃんと起動するかどうか評価してみないと。
でなきゃ、基板温めるヒーターが欲しい処。

割と低い周波数でも、電源インピーダンス高そうな気がする。
電顕回路、微妙なところにL/Oしてあるなあ
これってオンボードの電源じゃないのかな。
だったら、やっぱり変な気がする。

おなじみのXHコネクタは親しみが湧くけど、
結露とかに無力なので、何か対策しないと
本番でこけそう。

CAN含めて、アイソレーション考えた方がよさそうな
回路サイズに思える。
自動車/CAN BUSですら、量産時のコスト最優先で
作られている部分もあるからなあ。

こういうの、単品コストなんて気にならない
だろうになあ、と思うので、レース用とかの
物を、よく見て(時々ひどい作りの製品もある)
採用するのがよさそうに感じる

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