デザイナーの仕事
って、凄いなあ、と思うことしきり。
自分の仕事は言ってみれば、
切り分けの速度と切り口が勝負みたいなもので、
分析するノウハウで成り立っているとも言える。
一つ切り分けられてしまえば、候補はまあ半分で、
10回も繰り返せばほぼ結論が出る。
どれだけたくさんの切り口を持ってるかが一つの指標で
切り口が増やせれば、どんどん速度が上がるし、
最終的なゴールまでの作業も少なくできる。
なので、作業そのものよりも、切り分けのための
知識、装備の拡充に時間をとるんだけど。
(結果的に速いし、次からも速くなる)
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デザイナーの仕事は、なんか違っていて、
ホンの僅かな違い(に見えるもの)を
自身のセンサの感度を上げ、全体のバランスなんかをみて、
調整していく作業をしているように見える。
ある程度の理論とか流行はあるみたいだけど、
利き酒とか、そんな感じかなあ。
真の意味でアナログな感じがする。
これは、切り分けちゃダメなんだな。
精神状態とか、体調で大きく結果が変わりそうだ。
表面的と言えばそうなんだけど、仕事の繊細さは
真似できないな...
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機能とデザインの両立は、なかなか難しいこともあるけどね。
これ、どうしろっての、ってこともある。
中身どうなってるの?とか。
やっぱりVRとか、映像表現、てのがデザインが活躍する場面
なのかな、とも思う。
実際の物をみて、失望?しているのは、
実機をやってる側ではなく、デザイン側の人のほうが多い気がする。
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