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2019年3月31日 (日)

組み立て

ああ...うーん、と。
趣味の工作と、量産品の話をしようか。

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えーっと、まず量産品てのは、どれだけ適当に
(低コストで)組んでも性能(品質とか)維持するか、
ってのが主題にある。

組み立てにコストが掛かるようでは欠陥品なのだ。

量産品の出来上がりの品質は、
実際かなりばらついている。
もちろん、一番できの悪い物でも、それは
想定された性能は確保されている(ハズ)。

なので、一般的な量産組み立ての工程では、
趣味で考えるような品質で組み立てる
ことは、通常はない。

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マウスの組み立てとかは、そりゃもう
きちっと組み立てないと、ヘロヘロになるのが見えているので
自分の手で一つ一つ組み立てる。

量産基板の試作組み立ても、本来の電気的には、
十分信頼性の高い組み立てをする。
けど、現代のマイクロマウスの基板が、
通常の使用条件だと、いつから思ってた?

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エンジンなんかでも、量産品の組み立ては、
極限までコストを詰めて作られている。

なので、新品エンジンをいったんばらし、
丁寧に部品を調整して、同じところに
組み立てなおすだけでも
全く違う性能を出したりする。

一切、特別な部品を使わなくてもね。

エンジンチューナーとか言われる人の仕事がこの辺。

腕扱きの人が作業すると、普通の4気筒エンジン
あたりでも、100万円くらいはかかる感じ。

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エンジンまで極端ではないかもしれないけど、
基板自体をフレーム、構造体にするような
マイクロマウスなんかも、同じような側面を
持っているように思う。

モチベーションの問題は、なんとか折り合いを
付けつつ、自分でちまちまと組み立てる。

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