MCP1703
主な使い道から、あんまりPSRRを気にしては無かったのですが。
おんなじ形状ので、MCP1754なんてのがあって、
こっちは静止電流が大きめの代わりに、
PSRRは大きく設定されているようです。
まあ、MCP1703のPSRRは100Hzでしか規定されていないので、
AC電源からの安定化が主にイメージされているのでしょう。
比べるとDCDCのリップルは、大分高い所にあるので、
そのあたりで実質PSRRがいくらくらいになっているのか...
MCP1754はPSRRがグラフで示されています。
100Hz付近では、-70dBくらいですが、DCDCで使われる辺りの
100~200kHzあたりだと、-40dBくらいまで悪化するので、
やっぱりいまいちかも。
この辺りは、レギュレータの仕事じゃなくて、
キャパシタの領域かもしれませんが。
SOT23-3は実装しやすいし、実質フットプリントも小さいので、
パターンが引きやすくてよく使いますけど、
電源の品質が欲しい時には、十分大きいレギュレータを使う
(電流容量や許容損失で10倍くらい)ようにしています。
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