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2017年12月 9日 (土)

磁気エンコーダーと磁石

磁気エンコーダーが人気で、皆使っている訳なんだけど。
使い方が難しいとか、精度が悪いとか言われてて、
ちょっと磁気エンコーダICの名誉を回復したい気になっている。

マウスでの使かわれ方が、そもそもかなり怪しい気がするし、
分かってやっているならともかく、わからず使ってて、補正をしてー、
とかだと、何をやってるのやら、と言う感じだ。

そもそも、磁気エンコーダーICが測っているのは、
磁石の角度なんかじゃなくて、ICが置かれている場所の磁界の向きだ。

原理から考えても、ICは複数の素子を内包していて、
差動で向きをとらえてるので、ICの置かれている磁界が均一でないと、
正しく動作しないのは自明。

なので、やるべきは、均一な磁界中にICを置くことだ。
安直には、ICをなるべく磁石の近くに置くとか、大きい磁石を使う、
(要するに磁界が均一になっているとみなせる位置にICを置く)ってのが考えられる。
磁界を作っているN極とS極同士の位置が近すぎると、検出がシビアだ。

結局は、磁気回路を考えてイメージして、配置できるかにかかっていると思う。

ありがちだけど、不要に小さい磁石を使ったり、磁石以外の
強磁性体が近くに配置されたりすると、IC近傍や内部の磁界の
勾配がいびつになって、結果角度の検出が怪しいことになる。

それを後からいくら補正しようとしたところで、再現性を含め、
怪しくなることは容易に想像できようものだ。

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翻って、うまく均一な磁界でICを覆えれば、
まだまだ綺麗な角度が検出できるのだが。
磁気エンコーダーICは、まだ人類には早すぎるのかもしれない。

というか、すでに、脱磁気エンコーダーICの気分ではあるのだけど。
おそらく、マウスの進化の過程において、磁気を含む、
エンコーダーからの脱却が必要なんじゃないか、と思ってもいる。

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