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2017年8月12日 (土)

EVとか

徒然と駄文。


最近、急にヨーロッパ方面で、内燃機関の自動車全廃、EVへの移行なんて
話が盛り上がっている。
多分に技術論ではないなあ、と思っているんだけど、世間の見方もまあ様々だ。

EVなんてある意味とっくに普及していて、実際なにがどうならないといけないか、なんて
知ってる人はみんな知ってる、と思ってるのだが....
なんだか身の回りの業界でも、ぜんぜん興味が無いみたいだ。

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EVも内燃機関車両も同じかといえば、実際には大きく特性が違う。

でも、なるべくユーザーに抵抗感を持たせないためか、EVも内燃機関の車両のような
雰囲気で演出されている。

まあ、商売上はそういうもんかもしれないけど、このあたりが逆にEVの普及を
妨げているような気がする。

誤解というか、短期的で誤った印象誘導のおかげで、顧客はずっとEVに失望する
のを繰り返しているというか。

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ずっと思っていることだけど、実は内燃機関は自動車の動力源としては
あまり素性が良くない。
モーターと電池の方が特性的には、はるかに自動車に向いている。

でも、すべてのインフラや意識が、内燃機関の車両を前提にしていて、
なかなかそこに気づけない。

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EVはバッテリ性能が~と言われて久しいが、
実はすでに十分な電池の容量を持っているような気がする。

ただし、走行は20~30km/hくらいで、の話だけど。

このくらいの速度なら、今のEVでも問題なく一回の充電で、
4~500kmくらい走れそうに思う。
でも普通の車のように60~100km/hで巡行すると、この数分の一も走れない。
バッテリの時間率の問題が大きいように思う。

内燃機関はこの逆で、20~30km/hでの走行では著しく燃費が悪く、
100km/hあたりで巡行すると、効率が良くなる。

うまくしたもので、内燃機関では効率の悪い所は、燃料の絶対的な使用量が少なくて、
心理的にあまり損をしている感じが無い。

EVは、速度を上げるとどんどん効率が悪くなるように見えて、内燃機関でできることが
EVでは出来ないように見えてしまう。

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バッテリの原理から言えば、時間率の問題からは逃げられないので、
高速域で、内燃機関とそん色ないところまで、性能を引き上げるためには、
低速では例えば、一回の充電で2000km以上走れるような性能を持つことに
なるんじゃないか、と思っている。

内燃機関の車両は、(色々な歴史的経緯のおかげで)一般道と高速道路を
わりとうまく使い分けられる。
というか、内燃機関の特性を生かすために、高速道路が発明されたともいえる。

高速道路を満足に走れるEVは、一般道ではとんでもない距離を
走れることになるけれど、商品として、そこまでのバッテリ性能を持たされるとは
とても思えない。

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高速道路、というものを廃止というか、過去の物とする決断ができるのなら、
EVも普及するかもしれない。
でも。今まで通り高速道路も走りたい、というのであれば
まだまだ時間はかかるし、EVは永劫に普及しないかも。

自動車というものは、今の原付くらいの速度域で走るもの、という
意識を作ることができれば、問題なくEVは普及する様な気がする。

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