web情報の功罪
最近、初歩的な技術解説の話をする機会があったりする。
ごく短時間だけど毎回、~について、なんてやっている。
よくある、マウス支部の月例勉強会とか、そんな感じ。
そのお題の希望に、Hブリッジでモーター駆動の動作の説明、なんてのが出て来た。
あー確かに、なかなかちゃんとした説明している所ないんだよなあ。
昔から、本や雑誌とかでも、さらっと表面的なことしか書いてないことが大半だし。
なかなか知りたい情報に行きつかないものの代表的ネタだ。
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でもまあ、今どきなら、webに色々あるんじゃないかあ、と思って10数年ぶり位に検索してみる。
当然たくさん出てくるんだけど...
個人ブログとかで、試行錯誤の経過が書いてあったりするものは、まあいいと思う。
そういう内容だ、というのがはっきり分かるので、読む方もそのつもりで読めるし、
苦労している過程の話は、それはそれで面白いし。
でも、たくさんある技術系のポータルサイトとかの、それっぽい連載解説記事なんかは、これが微妙なのが多くて驚く。
細かい話だけど、POWER MOS FET を指して、FETと呼んでいたり。
まあ、POWER MOS FETも、FETの一種だけどさあ...
POWER MOS FETに限った特徴を並べてFETとはこんなものと、説明するのはどうか?と思う。
省略しちゃだめでしょ。ちゃんと POWER MOS FET って書かないと...技術の記事なんだしさ。
FETは、電界効果トランジスタ、とも呼ばれる、とか書いてあって、おい!って感じ
USBメモリーのことを、USBと称して技術解説とかされているような感じで、読んでて落ち着かない。
色々眺めてみても、ことHブリッジ、モータ駆動に関しては、採点すると50~80点くらいのページばかりだ。
ちょっと教科書には使えない。
細かいことを言えば不正確だけど、完全には間違い、
とも言い切れないような情報ばかり積んであるのを見ると、
初心者が読んでも、あとあと苦労しそうだ、と思うのばかりだ。
こういうことが気になるのは、自分が年を取ったせいなのかもしれないが。
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でもまあ、これだけ品質がいまいちの情報があふれていると、検索なんかすると、かえってゴールからは遠くなっているように感じる。
前にも書いたけど、今の時代、なんでもwebで手に入るような風潮だけど、
肝心の情報は、webではだいたい手に入らない、という事をもっともっと周知すべきだと思う。
特に若い世代、子供に。
もちろん手に入るものあるけど。
経験的には、価値のある情報ほど手に入らないもののほうが多い。
でもまあ、webでご飯を稼いでいる人の邪魔をしてはアレだから、こういったことを声高に言うのははばかられるのかなあ。
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