エクセル方眼紙
さて悪名高き日本文化、エクセル方眼紙だが。(あえてExcel表記でない)
ここまで関わらずにこれたのは、幸いだったと思う。
ところが最近、日々エクセル方眼紙と格闘するようになり、本来の仕事でないようなことで大量のリソースを食われている。
まあ、仕事なので仕方ないというか、エクセル方眼紙が問題の根本ではないので、
そこをどうにかしても、次のエクセル(じゃない別の何か)方眼紙が出てくるのは明らかなので、こまったこと。
実際にエクセル方眼紙なるものに触った経験が無かったので、なにが問題なのか良く分かっていなかったが、実際に触ると、なるほど納得。
要するに、エクセルの特性を分かってない(使い込んでない)人が、俺流で作るフォームもどきである、ってことが問題なのだなあと。
ちいさなセルが縦横に結合されて、さらにそれが集まって、全体として表を形成している。
困ったことにこの表が、フォームの入力フィールドなのだ。
おかげでコピーペーストを、ほとんど受け付けない。
セルに対し、ひとつひとつぽちぽちと入力する。
コピーで一式取り出すのもできない...
別のフォームでは、エクセル方眼紙上に、別の透明なテキストボックスが貼られていて、そこに文章が書かれていたりとか。
これも初めて見た時には、その発想の斬新さに笑ってしまった。
下地の白紙方眼紙が悲しい...
もうベースがエクセルじゃないほうが、全然使いやすいように思う。
局所的に見れば、非効率非合理極まりないのだが、全体として辻褄が合わされているようで、そこにもちょっと笑ってしまったりする。
これなら、ある日突然エクセルが無くなっても、逆に何にも困らない気がする。
(Excel固有の機能は、何一つ使ってない)
ある種のリスク管理、合理性かもしれない。
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