機械屋と電気屋
まあ、日々わりと、機械屋に囲まれて電気屋をやっているのだが。
電気屋にも色々いるように、機械屋にも色々いたりする。
まあ業種ともいえるけれど。
自分の感覚だと、
機能をデザインして、その実現のために構造を作り出したりする職種と、
形状そのものが目的で、物(形状のトレースまたはコピーという意味で)を作っている職種
に分かれているように見える。
前者の特徴は、普段メカを扱っていたとしても、電気やプログラムの話に抵抗を示さないか
ちゃんと理解できていたりする。
電気は分からない、とか言うこともあるが、まあ大体謙遜。
後者は、本当に電気の話が通じない。
というか、彼らの扱う機械?理論が、よく理解できなかったり...
でもまあ、仕事なので、それぞれ枠の中で動いている分には、それなりに収まっている。
これこそが日本企業なのだなあ、と思ったり。
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そういった中で電気の仕事なんてやってると、時々どうにも困ることが。
形状ばかりやっている人にとっては、目に見えない機能という概念が希薄で、話の筋を理解してもらうのが難しかったりする。
機械だって、はめ合い公差とか、なにか機能させるための、見えないもの、概念があるだろうになあ、と思うんだけど。
そういったものは、なにか宇宙開闢の時に、大いなる神から授かった真理か何かのようにとらえているかのようだ。
いや、そういう概念を考えて、最初に作った人がいるでしょう?という話が通じない。
コンサバとも違う....
作り物の経験は豊富と言いながら、キットしか作ったことが無いかのようだ。
いや、その経験って、組み立てさえできればうまく行くように出来てる物ばかりなんじゃ、とおもうんだが。
そういった所、人が、(無謀にも)機能デザインをしないと動かないものを、作り始めたりする。
で、助っ人みたいに呼ばれるんだけど、大体前述のようなことにはまってしまいがちだ。
先に機能設計しないと行き詰るというか、先に進まなくなりますよ、なんて言っても
経験からすれば、とか、自信たっぷりだから聞いてくれないし。
やっぱり行き詰ったら、先生どうぞ!とかいって呼びに来て、用心棒かよ笑、ってかんじ。
あー、こりゃ無理ですね、とかいうと理不尽な顔をされるが、その顔をしたいのはこちらだったりする。
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形状を作る専門の人は、その専門分野では重要な仕事だけど。
機能デザインをしなきゃいけないはずの所で、形状だけしか扱えないのが問題だ。
でも、その問題の構造が認識可能なのは、いつも高い所から低い所に向けてだ....
趣味のロボットも、最初のハードはキットや共通ハード、でもいいけど
そこで終わるんじゃ、経験として時間を割くのがもったいないと思う。
そこはステップボードであって、本編は自分でデザインして形にして動かすところで。
そこをやらずして如何に?と問いたいところ。
なので、(あくまで)個人的には、”ソフトだけやりたい人”が趣味のロボット競技やりたい、ってのは、ちょっと理解が難しい、とうか、あまり勧めない。
まあ、マイクロマウスでなくても、たとえば2足歩行でもいいんだけど、
モーション再生やりたいなら、MMDの方がはるかに表現力高いしなあ、実機の理由は?と思う。
アルミ加工や、3Dプリンタも同時にやりたいってこととかかな。
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