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2012年11月14日 (水)

食事をして思ったことなど。

今年の春先に、上海で少し仕事をしたときのこと。

一日、仕事が終わって、会社持ちの歓迎会に連れて行ってもらった、20人以上はいたかな。
おいしいと評判の、けっこういいお店の個室だった。
出てくる料理は、もちろんおいしかったのだけれど。

それだけにとどまらず、料理に対する、なんというか取り組み方が凄まじく、感服した。

たとえば、

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なんてことない前菜なのだが、大変おいしい。
絶対に食べたことある食材なんだけれど、何なのか言えない....

これは、にんじんの葉っぱだ...
普通は、あくが強くて、せいぜいてんぷらにするくらいのものだと思うけど、どうやったらこんな風に出来るんだろう。

非常に研究されている。
とてもかなう気がしない....

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ピータン
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ボンゴレ茶碗蒸し
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蒸し白身魚(多分ナマズ)
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なぜか、サーモンの刺身(寿司桶の使い方が間違っている)

素材の力だけに頼るのではなく、技巧の限りを尽くしてあるというか。

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別の日、お昼をご馳走になった。

近所の人気の定食屋、というかカフェテリア。
トレーをとって、5皿、好きなおかずを選べという。
これまた、どれもおいしい。いわれているほど化学調味料っぽくもないし。

現地のメンバも日本人も、こっちの料理は味はまあまあだけど、どれも雑だとのこと。
ふむ、どの辺が?と聞くと、どの料理も肉に骨がついたままだという。

なるほど。
でもこれ、骨はわざわざついてるんだと思う。必ず砕いてあるし。
骨片が入ってて、食べにくいといえば食べにくいけど。

作る方も、骨付きのほうが面倒だと思うし、味を追求して、わざわざこうなってると思うよ....

出す方と受け取る方で、意識が離れているのは、何時の時代も、世界の何処でもこうなのかもしれないなあ、と思ったり。

昨今、中国製のものについて、あれこれ評価があるけれど。

ある面では認めざるをえないというか...すっかり参りました。この方面に関しては。
また食べたいなあ...

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