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2012年11月26日 (月)

再現性

小島さんの講演に、再現性が重要、との話があった。
さすが的を射ている。

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実は、レーシングドライバーの腕も、再現性によるところが大きい。

で、レースや車のことをほとんど知らなくても、いいドライバーかそうでないかは、実は簡単に判定できる。

絶対的な速さというものは、使う道具の性能によるところも大きいので、そこばかり見ているとドライバーがいいのか、道具が優れているのか判断がつかない。

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いいドライバーは、ラップタイムをきれいにそろえてくる。
どのくらいかというと、安定した状態で、誤差0.1%程度には入れてくる感じ。
100秒のラップタイムで0.1秒以内には入ってくるとか。

ラップタイム自体は、毎ラップ条件がちょっとずつ変わってくる(燃料が減って軽くなったり、タイヤが磨耗して段々グリップが減ってきたりとか)ので変動するのだけれど、全体を見ると傾向がきれいに揃うので、それと分かる。

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いまひとつのドライバーが乗ると、ラップタイムが速くなったり遅くなったり、不規則に変動する。
ラップタイムをプロットすると、ノイズが乗ったようなトレースになる。

もちろんレースのように多数の車が混走するような状況だと、タイムは出た成りになるけれど、あまり邪魔が入らないようなタイミングで、ずっと追っていると、はっきり傾向がでる。

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ハンドルやら、アクセル、ブレーキなどの操作の再現性が良いのがいいドライバーなわけだ。

操作の再現性が良くないと、セットの違いを評価しようにもノイズが多すぎて、良否の判定が難しい。
一方、再現性の良いドライバーの乗る車は、着実にいい方向に調整が進む。
まったくマウスの話と同じだ。

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とはいえ、ドライバーも人間なので、なんかフラグが立ったりして、変なスイッチが入る人もいたりする。

スーパーサイヤ人となって、突然わけの分からない速さで走り始めたりとか。
アンコントロールなのも、見る分には楽しいが、周りは振り回されている感じかも。

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