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2012年1月 6日 (金)

博物館めぐり

最近では、東京に帰省すると、上野の博物館に出向くことが多い。

今回は大規模な特別展がなくて、常設展示をゆっくり見て回れた。


で、企画ものとしては、野生動物にデータロガーを取り付けて、行動を記録する研究、なんてのをやっていたようだった。

初期のものは、テープに蒸着メッキかなにか処理したマイクロフィルムに、針で記録するタイプのものから始まったみたいだった。
けど、ここ10年くらいのはおなじみの部品で構成されているようだ。

なんというか、マウス・電子工作系の雰囲気そのまま。

120106a

PIC17LC44だね。
深度計だから、圧力センサを抱えているのか。

120106b
記録は、FLASHメモリーかな?

映像記録装置
120106c
結構でかい。

中は...
120106d

なんだか、ユニバーサル基板の上に、実に良く見る部品が並んでる。
コネクタは、いつものJSTだ。

こういったもの、どういうところで製作しているのだろう。
がちがちに設計して作っている、というよりは、試行錯誤しながら組み立てている感じがするのだけれど。
ロボトレとか、フレッシュマンクラスの雰囲気。

大学の研究室で作っているのかな。

120106e

現場での作業用の装備品も展示されている。
ペンギンに番号記入は白髪染めか...まあよく染まるだろうし、落ちないだろうね。
カメやアザラシに計測器取り付けは、エポキシで貼り付けですか。
毎年生え変わるからok、ってペンギンやアザラシも迷惑な話だ。

しかし、アラルダイト(作業用エポキシ)とか、タイラップとか...どこの現場も重宝するものは同じらしい。
この辺りでダメなら、どれを持ってきてもダメなんだよね。

現場を感じる展示で、行ってよかった。

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