博物館めぐり
最近では、東京に帰省すると、上野の博物館に出向くことが多い。
今回は大規模な特別展がなくて、常設展示をゆっくり見て回れた。
で、企画ものとしては、野生動物にデータロガーを取り付けて、行動を記録する研究、なんてのをやっていたようだった。
初期のものは、テープに蒸着メッキかなにか処理したマイクロフィルムに、針で記録するタイプのものから始まったみたいだった。
けど、ここ10年くらいのはおなじみの部品で構成されているようだ。
なんというか、マウス・電子工作系の雰囲気そのまま。
PIC17LC44だね。
深度計だから、圧力センサを抱えているのか。
なんだか、ユニバーサル基板の上に、実に良く見る部品が並んでる。
コネクタは、いつものJSTだ。
こういったもの、どういうところで製作しているのだろう。
がちがちに設計して作っている、というよりは、試行錯誤しながら組み立てている感じがするのだけれど。
ロボトレとか、フレッシュマンクラスの雰囲気。
大学の研究室で作っているのかな。
現場での作業用の装備品も展示されている。
ペンギンに番号記入は白髪染めか...まあよく染まるだろうし、落ちないだろうね。
カメやアザラシに計測器取り付けは、エポキシで貼り付けですか。
毎年生え変わるからok、ってペンギンやアザラシも迷惑な話だ。
しかし、アラルダイト(作業用エポキシ)とか、タイラップとか...どこの現場も重宝するものは同じらしい。
この辺りでダメなら、どれを持ってきてもダメなんだよね。
現場を感じる展示で、行ってよかった。
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