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2011年11月26日 (土)

自律の話とか

マウスの自律について、話題になっている。

まあ、つらつら考えることもあるのだけれど、マウスの本質に関わる話から考えたほうが良いかと思うので、ちょっとうっとおしくて長い話を少々。

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いきなりだけれど、マウスの本質は、電池やモーターが取り付けてあるプリント基板...ではない。
(ちょっと前は、ステッピングモーターとNiMHバッテリと、電子回路のソリッドな塊だったけど)

これらは、なんというか、本質を鋳型にして転写された実行形式の物体なのだ。
ソースコード(いや動作仕様書か)とバイナリの関係と言い換えてもいいか。

マイクロマウスの本質とは、”自律して迷路を探査解析し、最短経路の走行を行い、性能の優劣を競うこと”なのだ。
忘れがちだけど。

で、本質を、どういった形で実装し、どんなコンパイラとライブラリで具現化するかは、競技者に一任されていて、そここそが競技のメインであると思う。

一見、ちょっと分かりにくいが、色々なコンテストで本質が実体で無いものは、実は珍しいと思っている。

世のロボットコンテストなどの多くは、ロボットや機構そのもの、はたまたプレゼンの出来が本質なことが多いような気がする。
それゆえ望む方向に誘導するために ~の精神、なんてものを用意する必要があったり、
予期しない実装の出現は、歓迎されなかったりする。

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本質がやるたびにブレブレだったり、部品や開発環境はウチのを使ってもらわないと...では、面白いわけが無いではないか。
それは、糧を得るために日々やってることだ。

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ところで、実装方法の選択と、緻密さが勝敗へと直結していることは、魅力を維持するために重要なポイントだと思う。

そこで、”有利だから禁止”ってのは、いただけないと感じている。
もちろん、ここまで30数年、有利だから禁止になった事例は無かったと思うけれど、これからもマイクロマウスが続く限り変わらないで居てほしいと思う。

そもそも”有利だから禁止”なものがあるようだと、もっと有利なものを考える気力が萎えてしまうと思いませんか?
...それって、いわゆる死に至る病という奴なのでは。


つづく、多分。

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