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2010年6月21日 (月)

マニュアル

引き続き、LPC1769。

周辺I/Oをちょっとづつ試しているのだけれど、なかなか順調だ。
nxpのユーザーズマニュアルがよく出来ている...気がする。

user.manual.lpc17xx.pdf

コアも周辺も、勝手知ったるってのもあるけれど、各章の構成が分かりやすい。

各章の最初に、それぞれの機能を使うときに、設定必須な(パワーダウンコントロールや、クロック配分とか)彼方此方に散在するレジスタが、まとめて書いてある。
これは助かる。

また、stm32ではチップ固有のハードウエアマニュアルには、cortexの部分の機能についての言及が無いので、ベクタ割り込みコントローラーがどう繋がっているかとか、システムタイマの使い方など、色々分かりにくかったけれど。
LPC1769では、cortex-M3の解説に1章割いてあって、なかなか親切な気がする。

あと、flash書き込みはいつものツールなのだけれど、内蔵クロックを使う所為もあるのか、230kbpsで通信設定して書き込むと、本当に速く書き込める。

LPC17xxは、LPC23xxのコアをcortex-M3とした。だけ、という風に見ていたけれど、実際には、あちこち改良されているようなのだ。
特にマニュアルについては、大幅に良くなっているような印象。

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ただLPC17xxは、マウスに使うには、ちょっと規模が大きい。
さりとてLPC13xxでは、メモリなどが小さすぎて、ちょっととどかない。

この間を埋める、LPC15xxなんてのが出てきて(32~64ピンくらい?)くれたら、マウスにぴったりな気がする。

想定される性能としては、stm32の1.5倍位は出るのではないかなあ。
ちよっと期待している。

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あ、そういえば、LPC17xxには、位相計数カウンタが1個しかないな。
まあマウスに使うなら、ソフトウエアのみだけでカウントしてもいけると思うけれど...

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