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2006年11月15日 (水)

lpc2368

最近は忙しくなるはずだったのだが、自分の事情でないところで、なかなかはじまらない。
あとあと苦しくなってくることが予想される...

手持ち無沙汰なので、最新のLPCをさわってみている。
LPC2368
ARM7コア、72MHz動作。100P TQFP。5VトレラントI/O。
512KFlash、100M EtherMAC、USB、CAN、ADC、DAC、SPI、MMC/SD、RTC、汎用DMA、I/Oポートのプルアップダウン....
もうこれは、およそありとあらゆるものがついている。

しかもdigikeyで1個で買っても、1000円ちょっとだ。
秋月でH8Tiny買っても、800円はするのだが...

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ワンチップマイコンなんて、電源とリセット回路とクリスタルさえつなげれば動いてしまうので、ツマラナイと言っていたのだけれど、ことここに至っては、リセット回路もクロックも内蔵されている。
外付けも可なのだけれど、基本的にはいらない。

3.3V電源をつなげるだけで、本当に動いてしまう。
PLLのフィルタもいらないし、内蔵レギュレータ用のキャパシタも不要なようだ。

内蔵オシレータから、PLLで好きなクロックで動作させられる。
最高72MHzとなってはいるものの、試しに95MHzくらいに設定してみても、常温程度では起動できるようだ。

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このクラスのワンチップマイコンの世代交代が進んでいるような気がする。
昔、H8-3048Fが出回り始めたときも、オンボードでフラッシュメモリに書き込めるなんて画期的だった。
あの頃、急激にFLASHマイコンが普及したように、このクラスのものが、ここしばらくのスタンダードになっていくのだろうか。

いまさらSHやH8を採用する意義が、いよいよ見出せなくなってきた。
散々お世話にはなったのだが。
これも時代なのか...

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